特殊型バシャーモに○○を採用する人類とは友だちになれない件
注)この記事はネタ記事です。ちなみに、タイトルにある内容に該当する方でも全然友だちになれます。友だちになってください。
以下、本文
みなさん、こんにちは
今回はバシャーモ、それも特殊型(及び両刀型)バシャーモについてお話ししたいと思います
初めに
この記事を見るような方は今さら説明されるまでもないことだとは思いますが、まずは念のためにバシャーモに関するデータを簡単におさらいしておきましょう
タイプ:ほのお かくとう
とくせい:もうか かそく(かくれとくせい)
種族値:80-120-70-110-70-80
一般的にはとびひざげりやフレアドライブをメインに据えた物理型で採用されるが、特攻も高く、稀に両刀や特殊型でも採用されることがある。
PGLの性格データを参考にすると、全体の15%ほどが両刀や特殊だと推察することができます。
ただ、このバシャーモというポケモン、決して特殊技が充実しているわけではありません。
炎技こそ、オーバーヒート、大文字、火炎放射と選び放題ですが、格闘技はきあいだまのみ、サブウェポンはめざめるパワーか草Z前提のソーラービームくらいしかまともなウェポンがありません。
では、なぜ特殊型バシャーモがあり得るのか。それは、草Zソーラービームの存在、その1点に尽きると思います。
6世代以前から両刀バシャーモは存在していました。それは主にサブウェポンのめざパ氷でボーマンダを倒すためです。そのため、技構成は大体、炎技飛び膝めざパ守るで完結していたように思います。
そして、時は7世代。Z技の登場によりZソーラービームによる奇襲を主な目的として特殊型での採用が見られるようになりました。その威力はH252カプレヒレを高乱数で落とせるほどであり、役割破壊技としてとても重宝します。
このような経緯があって生まれた特殊型のバシャーモの技構成は、炎技 めざパ(主に氷) ソラビ 守る が一般的になると思います。
あれ?格闘技を入れないの?と思ったそこのあなた!それこそが今回の本題です。
そう、私は特殊型バシャーモに「きあいだま」を採用する人類と友だちになれないという話したいのです。
なぜ友だちになれないのか
いやいやいや、バシャーモに格闘技は必須でしょ!きあいだまない方があり得ない!と思う方、いると思います。
僕自身はバシャーモの格闘技は必須ではないと思っていますが、そういう考え方もあるでしょう。ただ、格闘技が欲しいなら飛び膝蹴りでよくね?と思うのです。
つまり、僕は飛び膝蹴り派なのできあいだま派とは相容れない、ということですね。
その場合、特殊型ではなく両刀型になり耐久方面に下降補正をかけることになるのでそれを嫌がる方もいるでしょう。でも、それだとしても、特殊メインのバシャーモでも格闘技を採用するならきあいだまではなく飛び膝蹴りであると主張する理由は格闘技を撃ちたい相手を想定していただければわかると思います。
「きあいだま」の仮想敵とは
特殊メインのバシャーモが格闘技を撃ちたい相手とは誰でしょうか?メジャーどころで僕が思い付いたのは以下のポケモンたちです。
ガルーラ ラッキー ポリゴン2 バンギラス バシャーモ ロトム(水・炎) ヒードラン
それでは、1体ずつみていきましょう(以下、飛び膝蹴りはA無補正4振り想定、気合い玉はC補正有252振り想定)
vsメガガルーラ
飛び膝蹴りはH4振りメガガルーラに対して75%(命中込みで67.5%)の乱数1発、H252メガガルーラに対しては確定2発になります。
一方、気合い玉はH4なら確1、H252でも75%(命中込みで52.5%)の乱1となります。
若干気合い玉に軍配があがります。
vsラッキー
輝石持ち図太いHB252ラッキーに対して
飛び膝蹴りが確2
気合い玉が確3
気合い玉は「たまごうみ」で完全に受けきられてしまいます
飛び膝蹴りに軍配があがります。
vsポリゴン2
輝石持ちで図太いH244B252と穏やかH244D252振りの二種類を想定します
飛び膝蹴りは図太いが75%(60.8%)の乱2で穏やかが確定2発です
きあいだまは図太いが気合い玉+炎技で確2、穏やかが気合い玉2回で確2となります
これだけ聞くと気合い玉に分があるように聞こえますよね?
ただ、ここで採用される炎技はほとんどの場合大文字かオーバーヒートです。命中の高いオーバーヒートでも気合い玉と合わせると両方当たる可能性は63%で飛び膝蹴り2発の命中込みの乱数60.8%とは僅か2%しかかわらず、穏やかにいたっては49%でしか倒すことができません。
僕は、これなら飛び膝が優先されると考えています。
vsバンギラス
砂下のH252メガバンギは飛び膝でも気合い玉でも確1です
砂下のH252チョッキバンギは気合い玉では18.8%(16.7%)でしか落とせません
命中から考えても飛び膝しかないですね
vsバシャーモ
無補正無振り非メガバシャーモ想定でも飛び膝蹴りは確定で耐えられ気合い玉も12.5%(8.8%)の低乱数、そして相手のいじA252振り飛び膝蹴りでこちらは高乱数で沈みます。
守るで膝を透かせば勝てますが、そもそも仮想敵として不適切です。
vsヒートロトム(ウォッシュロトムは耐えられてドロポンで終わりなので省略)
H252振りまでは飛び膝でも気合い玉でも確定2発なので命中分で飛び膝に軍配があがります。
一方、HBロトムを想定すると飛び膝が確3となり気合い玉に軍配があがります。
ここはドローといったところでしょうか。
vsヒードラン
H4ドラン
飛び膝蹴りでも気合い玉でも確定1
H252ドラン
飛び膝蹴り 6.3%(5.7%)の乱1
気合い玉 87.5%(61.3%)の乱1
これは気合い玉に軍配だと思います。
これにより、飛び膝蹴り3勝、気合い玉2勝、引き分け2つとなりました。
そして、気合い玉が勝利した仮想敵に関しても常に70%という確率がのしかかりますし、飛び膝蹴りでもアドバンテージはとれるために、僕は90%でアドバンテージをとれる飛び膝蹴りを採用したくなってしまいます。
結局何が言いたいのか
ここまで散々語って何を言いたいんだって話なんですけど、要するにバシャーモに格闘技は必須ではないし、格闘技が欲しいなら例え特殊技メインの型でもきあいだまではなく飛び膝を採用するべきだと言いたいわけです。もちろん、ここまでの内容を読んだ上でなおきあいだまを採用したいのであればそれを止めようとは思いませんし、きちんと考察した上できあいだまを採用した方とは是非ともお友だちになりたいです。ただ、何も考えずに「特殊型のバシャーモだからきあいだま採用しよう」という愚かな行為はやめて欲しいという話ですね。そういう方は是非、僕と友だちになって、愚かな行為をしたときには止めてもらえるようなズブズブの関係になりましょう(あれ?)。
要は友だちが欲しいのでは?
その通りです。
友だちになってください。
それでは!